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トリマーと美容師の違いとは?トリマーの仕事内容やおすすめの資格

トリマーと美容師の違いとは?トリマーの仕事内容やおすすめの資格

「トリマーと美容師の違いは何?」
「トリマーの仕事内容を詳しく知りたい」

トリマーと美容師の違いや仕事内容など詳しく知りたいと思っていませんか。

ペットの見た目を整えるトリマーと、人の髪を扱う美容師は、一見似ているようで現場で求められる知識や役割が大きく異なります。

本記事では、両者の違いを整理しつつ、トリマーの具体的な仕事内容と就職・スキルアップに役立つおすすめ資格をわかりやすく紹介します。

これからトリマーを目指す方の進路を決めるきっかけになれば幸いです。

トリマーと美容師の違い

トリマーと美容師の違い

 

トリマーと美容師の違いをみてみましょう。

項目 トリマー 美容師
対象 犬や猫などの
ペット
主な仕事 カット、シャンプー、グルーミング、爪切りなど カット、カラー、パーマなど
資格 国家資格は不要
民間資格の取得が一般的
国家資格の取得が必須
必要な
知識
動物ごとのスタイル、動物の扱い方、健康管理 髪や頭皮の知識、流行のヘアデザイン、衛生管理
活躍の場 ペットサロン、動物病院、トリミング施設 美容室、ブライダルサロンなど

トリマーと美容師は「対象」「主な仕事」「資格」など様々な点で違いがあります。

トリマーと美容師の両方を目指す人もいます

トリマーと美容師は対象や必要な資格こそ違いますが、中には両方を学んでスキルを活かす人もいます。美容師として人のヘアスタイルを整える一方で、トリマーとしてペットの美容や健康管理に関わることで、幅広い分野での活躍が可能になります。

特にペットサロンと美容室を併設する店舗では、ダブルライセンスを持つ人材が重宝されることもあります。

トリマーの主な仕事内容5つ

トリマーの主な仕事内容5つ

トリマーの主な仕事内容5つをそれぞれみてみましょう。

カット・トリミング

カット・トリミングは、トリマーの仕事の中でも中心的な役割です。犬や猫の被毛を整えるには、見た目をきれいにするだけでなく、生活のしやすさや健康維持にもつながります。

長毛種では毛玉やもつれを防ぎ、清潔な状態を保てるのが大きなメリットです。加えて、暑い季節にはサマーカットを取り入れることで、熱中症の予防に役立つ場合もあります。

動物の種類ごとに理想とされるスタイルがあり、飼い主様の要望とあわせてデザインカットを行うのも重要なポイントです。仕上がりの美しさはもちろん、安全に配慮しながら動物の負担を減らすことが求められます。

そのためには専門的な技術だけでなく、犬の性格や動きに合わせた臨機応変な対応力も必要です。

シャンプー・ブロー

シャンプー・ブローは、清潔を保つうえで欠かせない作業です。皮膚や被毛を洗浄することで汚れを落とし、健康的な状態を維持できます。

特に犬は外で活動する時間が長いため、泥やほこりが付着しやすく、定期的なシャンプーが必要です。洗浄の際には「皮膚トラブル」「ノミ」「ダニ」の有無に気づくこともあり、健康チェックの役割も果たします。

ブローでは、乾かし残しがあると皮膚炎の原因になるため、丁寧かつ素早い対応が求められます。風の当て方や温度に配慮し、動物にとって快適な環境を整えることが大切です。

グルーミング

グルーミングは、下記のような動物を清潔で快適に保つための総合的なお手入れを指します。

主な効果としては以下のようなものがあります。

このように、グルーミングは健康維持にも直結します。作業を通じて動物との信頼関係を深められるため、日常生活をより快適に過ごす上でも欠かせない工程といえるでしょう。

ペットの健康・安全管理

ペットの健康・安全管理は、トリマーが担う大切な役割の一つです。作業の中で「皮膚の赤み」「かゆみ」「しこり」などの異常に気づくことがあり、早期発見につながる場合も少なくありません。

シャンプーやカットの際には器具の扱いに細心の注意を払い、動物にケガをさせないよう安全面に配慮が必要です。体調が優れないペットや高齢の犬猫を担当する際には、負担を減らす姿勢や保定の工夫をします。

定期的なグルーミングやケアを通じて、健康状態を観察し飼い主様へ適切に伝えることもトリマーの大切な役割です。

接客・予約管理・店舗業務

接客や予約管理、店舗業務もトリマーが担う場合があります。飼い主様からペットの普段の様子や希望するスタイルを丁寧に聞き取ります。電話やオンラインでの予約受付、スケジュールの調整も大切な役割です。

来店時には料金や仕上がりの説明を行い、場合によっては日常のケア方法をアドバイスすることもあります。さらに店舗全体の清掃、器具の消毒、在庫管理などの業務も担うため、幅広い業務をこなさなくてはいけません。

トリマーにおすすめな資格

トリマーにおすすめな資格

ここではトリマーにおすすめな資格を解説します。それぞれみてみましょう。

JKC公認トリマー(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)

JKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)が認定する資格で、日本でも知名度が高いトリマー資格のひとつです。トリミング技術だけでなく、犬に関する幅広い知識やしつけ、飼育管理なども学べるのが特徴です。

試験は学科と実技に分かれており、段階的にランクが設定されているため、経験やスキルに応じてステップアップできます。全国のペットサロンや動物関連施設で評価されやすく、就職や転職の際にも役立ちます。

JDAトリマーライセンス(一般社団法人日本動物専門学校協会)

JDAトリマーライセンスは、一般社団法人日本動物専門学校協会が認定する資格です。全国の動物系専門学校で取得を目指せるため、学生の受験者が多く、教育課程に沿った学びを証明します。

トリミングの技術だけでなく、グルーミングや基本的な健康管理の知識も評価対象となり、ペットサロンや関連施設で幅広く役立ちます。段階ごとにランクが設定されており、実力に応じてステップアップ可能です。

C級〜A級トリマーライセンス(NAVA・NDAなど)

NAVA(日本動物専門職協会)やNDA(日本ドッググルーミング協会)などが発行するライセンスで、以下のようにC級からA級まで段階的にスキルを証明できるのが特徴です。

ランク レベル 求められる技術や知識
C級 基礎
レベル
基本的なグルーミング、犬種ごとの基礎知識
B級 中級
レベル
応用的なトリミング技術、複数犬種への対応
A級 上級
レベル
デザインカット、高度な技術、幅広い犬種に対応

試験は学科と実技の両方が課されることが多く、段階を踏んでキャリアアップできる点がメリットです。取得しておくとペットサロンや動物病院での採用に有利となり、将来的に独立を考えている人にとっても大きな強みになります。

トリマーのやりがい

トリマーのやりがい

トリマーのやりがいをそれぞれ詳しくみてみましょう。

動物と直接ふれあえる喜び

毎日の仕事を通して動物と直接ふれあえることは、トリマーのやりがいです。カットやシャンプーをしながら犬や猫の可愛らしい仕草や表情に触れることで、大きな癒やしや達成感を得られます。

緊張していたペットが施術を終えてリラックスした姿を見せてくれる瞬間は、トリマーならではの喜びといえるでしょう。定期的に通ってくれる子の成長や変化を見守れる点も魅力です。

動物と信頼関係を築きながら「この子のケアはあなたに任せたい」と飼い主様から感謝されると、仕事に対するモチベーションがさらに高まります。

自分の技術でペットの見た目を整えられる

トリマーの大きなやりがいは、自分の手でペットの見た目をきれいに仕上げられる点です。毛玉でごわついていた被毛を整えたり、季節に合ったスタイルにカットしたりすることで、動物が快適に過ごせるだけでなく飼い主様にも喜ばれます。

動物ごとに異なるカットスタイルを再現したときや、デザイン性の高いトリミングに挑戦して成功したときには、自分の技術が形になった達成感を強く実感できます。

施術前後の変化がはっきりとわかるため、日々の成長やスキルアップを感じやすいのも魅力です。

飼い主様とペットの生活を支えられる

飼い主様とペットの生活を陰ながら支えられるのは、トリマーのやりがいです。定期的なシャンプーやカットを通して清潔さや快適さを保つだけでなく、皮膚の異常や体調の変化に気づき、早めに飼い主様へ伝える役割も担います。

トリマーの関わりによって病気の早期発見につながることもあり、日常のケア方法をアドバイスすることで、飼い主様が安心してペットと暮らせる環境づくりのサポートをします。

見た目を整えるだけでなく、飼い主様とペットが快適に過ごせる生活基盤を支える存在として信頼を得られる点に、強いやりがいを感じられるでしょう。

まとめ

トリマーは、美容師と似た面もありながら動物の健康管理にも深く関わる専門職です。「カット」「シャンプー」「グルーミング」などを通して、見た目を整えるだけでなく、ペットと飼い主様の暮らしを支える重要な役割を担います。

資格を取得することで就職やキャリアの幅も広がり、自分の技術を活かして長く働ける魅力があります。動物好きの方にとって、やりがいと成長を実感できる職業といえるでしょう。

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