トリマーの求人紹介ならトリマーエージェント

有料職業紹介 許可番号 13-ユ-309036

03-5730-1331

受付時間 9:00〜18:00
(土日祝はお休み)

トリマーの仕事はきつい?給料・やりがいやあると役立つ資格も解説

トリマーの仕事はきつい?給料・やりがいやあると役立つ資格も解説

「トリマーの仕事ってきつい?」
「役立つ資格はあるの?」

動物が好きでトリマーを目指したものの、実際に働き始めたらきついと感じていませんか。

トリマーの仕事は動物や飼い主様に関わる仕事で決して楽ではありません。しかし、それと同時にやりがいのある仕事でもあります。

本記事では、トリマーの仕事がきついと言われる理由や対処法などを解説します。トリマーの仕事がきついと感じている方の気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。

トリマーの仕事がきついと感じるとき

トリマーの仕事がきついと感じるとき

トリマーは、動物と直接関わるだけでなく飼い主様とのやり取りもあるため、決して楽な仕事ではありません。「シャンプー」「カット」「グルーミング」など体力を使う場面が多く、時には思うようにいかず辛いと感じることもあるでしょう。

しかし、それは特別なことではなく、多くのトリマーが経験する自然な気持ちです。そのため「自分だけがしんどいのでは」と不安になる必要はありません。

きついと感じる瞬間があっても、その分やりがいも大きい仕事だと知っておくことで、気持ちを少し前向きに保つことができます。

トリマーの仕事がきついと言われる5つの理由

トリマーの仕事がきついと言われる5つの理由

トリマーの仕事がきついと言われる5つの理由を解説するので、それぞれご覧ください。

体力的な負担

トリマーの仕事は一日中立ちっぱなしで作業をすることが多く、体力的な負担が大きい職業です。特に次のような場面では、腰や肩に疲労がたまりやすくなります。

さらに、動物が暴れたときには抑える必要があり、けがのリスクを伴うこともあります。加えて、繁忙期やスタッフが少ない職場では休みを取りにくく、疲労がたまるでしょう。

トリマーは、見た目以上に体力を消耗するため、体力的な負担からトリマーの仕事がきついと言われます。

精神的なプレッシャー

トリマーは技術だけでなく、精神的なプレッシャーを強く感じやすい仕事です。仕上がりに対する飼い主様の要望に応えなければならず、細かなカットやスタイルの違いがクレームにつながります。

初めて来店する動物の場合は、性格や癖がわからず、思うように作業が進まないこともあります。

精神的なプレッシャーを感じやすい場面の具体例は次の通りです。

常に動物の安全を守りながら作業を進める必要があるため、仕事中は集中力と責任感が求められます。このような緊張感が続くことで、心身ともに疲労がたまりやすくなります。

給料が低い・拘束時間が長い

トリマーの初任給は、専門学校を卒業した新卒の場合でおおよそ月15〜18万円程度とされています。厚生労働省が令和元年に行った「賃金構造基本統計調査」では、高専・短大卒の平均初任給が183,900円という結果が出ており、一般的な相場と比べてもトリマーの給与は低い水準といえるでしょう。

繁忙期や予約が多い日は残業が増えやすく、開店準備や閉店後の片付けなどで拘束時間が長くなりやすい恐れもあります。

参考:1 学歴別にみた初任給|厚生労働省

トリミング技術の習得に時間がかかる

トリマーは専門的な技術を求められる仕事なため、一人前になるまでには時間がかかります。専門学校で基礎を学んでも、実際の現場では犬種や毛質の違い、飼い主様の細かな要望に応じた仕上げなど、さらに高い技術が必要です。

技術の習得が難しいとされるのは次のような場面です。

これらを習得するには経験を積むしかなく、数年かけてようやく一通りの施術ができるようになるケースも少なくありません。技術の習得に時間がかかることで、成長の実感を得にくく、モチベーションが下がってしまうことが、仕事がきついと感じる原因のひとつです。

動物相手の予測できないトラブル

トリマーの仕事は相手が動物であるため、思わぬトラブルが起こることがあります。どんなに慣れている犬や猫でも、体調や気分によって急に噛みついたり暴れたりすることがあり、作業が中断したり、ケガのリスクを伴ったりします。

予測できないトラブルの具体例をみてみましょう。

予測できないトラブルに備え、安全を最優先にしながら作業を行うのは、精神的にも肉体的にも負担になるでしょう。

仕事がきついと感じたときの対処法

仕事がきついと感じたときの対処法

ここでは、仕事がきついと感じたときの対処法を解説します。それぞれみてみましょう。

職場環境を見直す(人間関係・勤務体制)

トリマーの仕事がきついと感じる大きな要因のひとつに、職場環境が挙げられます。どれだけ動物が好きでも、人間関係のストレスや勤務体制が合わなければ長く続けるのは難しいからです。

例えば、上司や同僚とのコミュニケーション不足で孤立感を覚えたり、残業や休日出勤が多くプライベートの時間が確保できなかったりする職場では、心身ともに疲れやすくなります。

まず職場内で業務改善の提案をしてみる、信頼できる同僚に相談するなど、改善を目指した行動を起こしてみるのもいいでしょう。改善が難しい場合であれば、思い切って転職を検討するのも一つの方法です。

自分に合った人間関係や勤務体制の職場を選ぶことが、長く働き続けるための大切なポイントになります。

体力・メンタルのセルフケア

トリマーの仕事は体力的にも精神的にも負担が大きいため、自分自身をケアする習慣を持つことが大切です。体調を崩してしまえば仕事を続けることが難しくなり、精神的に落ち込むとモチベーションを失いやすくなります。

セルフケアの具体例は次の通りです。

意識的に休息や気分転換を取り入れることが、長くトリマーを続けるために不可欠です。

転職・働き方の変更

今の職場環境が合わないと感じる場合には、転職や働き方の変更を検討するのも大切です。トリマーの職場はペットサロンだけでなく「動物病院」「ペットショップ」「トリミングスクール」など多岐にわたります。

それぞれ勤務時間や業務内容が異なるため、自分に合った環境を選ぶことで負担を軽減できます。正社員にこだわらず、アルバイトやパートとして働くことで勤務時間を調整しやすくなる場合もあるでしょう。

当サイトでは、トリマーに関する求人情報も多数掲載しています。希望や条件に合う職場探しをサポートしていますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。

トリマーを辞める前に考えておきたいこと

トリマーを辞める前に考えておきたいこと

仕事がきついと感じると「もう辞めたい」と思う瞬間があるかもしれません。しかし辞めると決断する前に、まずは原因を整理してみることが大切です。「体力面の負担なのか」「人間関係なのか」「給与や勤務体制なのか」によって、改善策は異なります。

例えば、人間関係の悩みであれば信頼できる同僚に相談したり、勤務体制が合わないのであればシフトの調整をお願いしたりと、職場内で解決できる場合もあります。

技術的な不安であればスキルアップの勉強や講習を受けることで、自信を取り戻せることもあるでしょう。

一時的な疲れや不満で辞めてしまうと、後悔する可能性もあり注意が必要です。辞める前に「本当に変えられない問題かどうか」を見極めることが、冷静な判断につながります。

トリマーの平均給料

トリマーの平均給料

ここではトリマーの平均給料について解説します。

新人トリマーの給料相場

新人トリマーの給料は、専門学校を卒業した新卒の場合で月15〜18万円程度が一般的な相場です。地域や雇用形態によって差はありますが、他の職種と比べると低めの水準といえます。

ただし、実務経験を積むことで昇給のチャンスがあったり、指名料やインセンティブ制度を導入しているサロンであれば収入が上がったりするケースもあります。

参考:トリマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

経験年数による給料の上がり方

地域や働く場所によって異なりますが、トリマーは3〜5年ほど現場で経験を積むと月18〜22万円程度に上がるケースが多いです。特にカット技術が安定し、指名客がつくようになると、基本給に加えて指名料や歩合がつき収入が増えることもあるでしょう。

店長やチーフトリマーといった役職に就くと、月給25万円以上の求人もあります。ただし、昇給幅は勤務先の規模や地域によって大きく異なるため、必ずしもで高収入になるわけではありません。

トリマーは努力や経験が給与に反映されやすい職種ではあるものの、大幅な昇給は期待しにくい傾向があります。

参考:トリマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

トリマーのやりがい

トリマーの仕事は体力的にも精神的にも負担が大きい一方で、下記のような大きなやりがいを感じられる職業でもあります。

きれいになったペットを見て飼い主様が喜んでくれる瞬間は、大きな達成感につながります。努力や経験が直接成果に表れる点も、トリマーならではのやりがいといえるでしょう。

あると役立つトリマー関連資格

トリマーとして働くために必須の資格はありませんが、関連資格を持っているとスキルの証明になり、就職や転職の際に評価されやすくなります。次のような資格取得で知識の幅を広げることで業務の対応力が増し、飼い主様からの信頼を得ることにもつながります。

興味があれば、将来のキャリアを広げるために資格取得を検討してみてください。

まとめ

トリマーの仕事は、体力的・精神的な負担や給料の低さなどから「きつい」と言われることがあります。しかし同時に、動物をきれいに仕上げて飼い主様に喜んでもらえる瞬間や、自分の技術が成長していく実感など、大きなやりがいもある仕事です。

長く続けるためには、セルフケアや職場環境の見直し、働き方の変更などの工夫が大切です。やりがいと負担の両面を理解し、自分に合った働き方を見つけましょう。

新着求人

無料!転職サポートに登録

こんな記事も読まれています

トリマーエージェントについて