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犬のトリマーになるには?おすすめの資格や給料と主な3つの仕事内容

犬のトリマーになるには?おすすめの資格や給料と主な3つの仕事内容

「犬のトリマーになるにはどうすればいいの?」
「おすすめの資格や給料を知りたい」

犬のトリマーに興味があり、仕事内容や給料など詳しい情報を知りたいとお考えではありませんか。

トリマーの仕事は、動物に関する知識や衛生面を整える技術が必要な専門職です。本記事では、犬のトリマーになる方法や給料など、仕事に関する情報を解説します。

犬のトリマーになりたいと思っている方の疑問が解決されれば幸いです。

犬のトリマーになる主な方法

犬のトリマーになる主な方法

犬のトリマーになる主な方法は次の通りです。

ひとつずつみてみましょう。

専門学校に通う

犬のトリマーになるには、専門学校に通う方法があります。トリミングの基礎から応用まで、プロの講師から学べるのがメリットです。

専門学校は、実習が多く組み込まれているところも多く、犬でのカットやシャンプーの練習ができます。自己流では習得が難しい技術を、先生から指導してもらえるため、現場で役立ちます。

トリマーの資格を取得するためのサポートが手厚かったり、在学中から現場経験をつめるインターン制度があったりなど、専門学校によって特徴はさまざまです。

専門学校のメリットデメリットは次の通りです。

項目 詳細
メリット ・実践的な技術が身につきやすい
・資格取得や就職のサポートを受けやすい
デメリット ・学費が高い(一般的に2年で200〜300万円)
・資格取得までの期間が長い

通学期間は1〜3年のところが多く、夜間や週末に講義が集中しているような専門学校もあります。そのため、カリキュラムがご自身の生活に合うかどうか、専門学校のホームページを確認してみてください。

通信講座を受ける

通信講座を受けるのも、犬のトリマーを目指せる選択肢です。自宅にいながら、動画やテキストを使って、トリミングに必要な知識を習得できます。

通信講座のメリット・デメリットは次の通りです。

項目 詳細
メリット ・自分のペースで学習できる
・費用がおさえられる(一般的に30万円前後のコースが多い)
デメリット ・実技を習得する機会が少ない可能性がある
・自分のスケジュール管理によって計画的に進まないケースがある

通信講座は、通学に比べ費用面でおさえられたり、自分のペースで学べたりするため、育児や家事をしながらでも資格取得を目指しやすい傾向があります。

その一方で、通信講座は実技を習得する機会が少ない傾向です。トリミングには、道具の使い方や犬との接し方などを学ぶ必要があり、動画を配信するタイプの通信講座では習得できません。

通信講座を受ける場合には、実習がある講座を選んだり、講座終了後に実務経験を積む計画を立てたりなど、実技を身につけるプランを計画的に考えておきましょう。

トリミングサロンやペットショップで見習いから始める

トリミングサロンやペットショップで見習いから始めるのも、トリマーになる方法のひとつです。実際の現場で、犬のトリミングに関わりながら、トリミングのスキルや接客の対応なども学べます。

トリミングサロンやペットショップで、見習いから始める場合のメリット・デメリットをみてみましょう。

項目 詳細
メリット ・働きながらスキルを習得できる
・給料を得ながら学習を進められる
デメリット ・給料が低めになる傾向がある
・サロンや指導者によって指導内容がことなる可能性がある

犬との関わり方や飼い主様とのコミュニケーションなど、教科書だけでは学びにくいスキルが身につく点も魅力です。しかし、最初のうちは給料が低かったり、雑務や補助的な業務が多かったりする可能性もあります。

トリミングサロンによって、指導体制の差があるため、就職先を選ぶときには教育プランを確認しましょう。

犬のトリマーにおすすめの資格

犬のトリマーにおすすめの資格

犬のトリマーになるための必須の資格はありません。しかし、資格があると、技術の証明となり、就職活動や飼い主様からの信頼を得るのに役立ちます。

具体的な資格をみてみましょう。

資格名 詳細
JKC公認トリマー ・一般社団法人ジャパンケネルクラブが発行
・「C級」「B級」「A級」「教士」「師範」の5段階
・筆記試験と実技試験
SAE認定トリマー ・全日本動物専門教育協会(SAE)が発行
・「初級」「中級」「上級」「教師」の4段階
・「動物取扱責任者」の登録申請の際の必要な知識や技術の証明として認められている
・SAEが指定する学校での実技と学科の修了が必須
AAV認定サロントリマー ・一般社団法人全国動物専門学校協会(AAV)が発行
・「S級」「1級」「2級」のトリマー資格
・「1級」「2級」「3級」のサロントリマー資格
・指定される学校での最低授業時間数が資格によって設定されている
・実技試験と筆記試験

トリマーは、トリミングの技術に加え、犬の毛や皮膚の状態から、健康状態の異常の有無を見つける役割もあります。資格取得は必須ではありませんが、専門的なスキルや知識の証明となるためおすすめです。

犬のトリマーの仕事内容3つ

犬のトリマーの仕事内容3つ

犬のトリマーの仕事内容を3つ解説します。

それぞれみてみましょう。

グルーミング・トリミング業務

犬のトリマーの主な仕事のひとつは、グルーミング・トリミング業務です。犬の見た目を美しく整えつつ、体を清潔に保つためのケアもします。

具体的な仕事内容は次の通りです。

犬の種類によって、求められるスタイルが異なるため、犬の特性を考えながら施術します。施術をしながら、皮膚や全身の状態も観察します。

グルーミングやトリミングは、犬にとってストレスになるケースもあり、優しい声かけやリラックスできる環境作りもトリマーの大切な仕事です。

飼い主様によって、スタイルの希望が違うためそれぞれの要望を正確に聞きとる力も求められます。

実際の施術だけでなく、予約の管理や道具の掃除などもトリマーの業務内容に含まれる場合があります。

健康チェック

施術する犬の健康チェックもトリマーの重要な仕事です。トリマーの観察によって、異常の早期発見や早期対応につながるケースもあります。

例えば、皮膚や被毛の状態チェックです。シャンプーやブラッシングのときに、皮膚に赤みや湿疹など異常がないか注意深く観察します。

施術中の体調の変化にも注意が必要です。特に高齢な犬や持病がある犬の場合、体調に変化が出やすいため、施術中にも健康状態の観察が欠かせません。

異常が見つかった場合には、飼い主に伝え、動物病院の受診を促します。

飼い主様へのカウンセリング

トリマーの仕事は、犬の見た目を整えるだけでなく、飼い主様とのコミュニケーションも大切です。

施術前のカウンセリングでは、飼い主様の要望や希望するスタイルをていねいにヒアリングします。聞き取りが不十分だと、仕上がりに満足してもらえず、クレームの原因になります。

飼い主様からの希望があっても、犬種によって希望にそえないこともあるでしょう。例えば「短くカットしてほしい」と希望があっても、短くカットすることで、皮膚トラブルや日焼けなどのリスクが上がる場合です。

「犬種」「毛質」「皮膚の状態」などによって、飼い主様の意向に従うことが必ずしも犬にとってベストでない可能性もあります。トリマーとしての専門的な視点から、適切なスタイルを提案するのも重要な仕事です。

犬の健康や快適さを考え、飼い主様には、ていねいでわかりやすい対応が求められます。トリマーは、トリミングの技術だけでなく、飼い主様と犬の両方と信頼関係を築くことが大切です。

犬のトリマーの給料

犬のトリマーの給料

犬のトリマーの平均年収は、令和5年賃金構造基本統計によると約394万円です。ただし、トリマーは次の条件によっても給料が異なります。

飼い主様からの満足度が高くなると、給料が上がる傾向があります。経験やスキルなどにより、給料が変わるため、詳しくはそれぞれの求人を確認してみてください。

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口
参考:トリマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

犬のトリマーの求人の見つけ方

犬のトリマーの求人の見つけ方を詳しくみてみましょう。

見つけ方 特徴
求人サイト ・全国のトリマー求人を一覧で見られる
・希望のエリアや雇用形態で絞り込める
・専門のアドバイザーがアドバイスをしてくれる
学校の就職サポート ・学校が提携しているペットサロンや動物病院を紹介してくれる
・履歴書の添削や面接対策のサポートがある
・就業先の実際の雰囲気を知れる
SNS ・個人経営のペットサロンの情報を知れる可能性がある
・SNSの投稿を通し、お店の雰囲気を知れる

未経験者や資格取得前の方は「未経験可」「見習いOK」というキーワードで探してみるのもおすすめです。トリマーが活躍する場の具体例は次の通りです。

どのような職場で働きたいかをイメージしながら、複数の方法で情報収集してみてください。特に個人経営の施設の場合、求人情報をインターネット上にのせてない可能性もあるため、スタッフを募集しているかどうか直接問い合わせてみましょう。

犬のトリマーに関するよくある質問Q&A

犬のトリマーに関するよくある質問を解説します。

それぞれご覧ください。

Q1:犬のトリマーとは何ですか?

犬のトリマーは「被毛」「爪」「耳」「皮膚」などのケアをおこなう専門職です。見た目を整え、犬の健康を保つための関わりもします。

具体的な仕事内容は次のとおりです。

飼い主の希望や犬種に応じて、その犬に合ったスタイルに仕上げる技術が求められます。犬との関わりを通し、犬の健康状態を観察するのも大切な仕事です。

生活スタイルやお手入れの方法など、必要に応じて飼い主様にアドバイスするのも犬のトリマーの役割です。

犬のトリマーは、美容的な関わりだけでなく、健康面にも目を向け犬と飼い主様が快適な生活を送れるようサポートします。

Q2:トリマーになるまで何年かかりますか?

トリマーになるには、どのようなルートで学ぶかによって期間が異なります。次をご覧ください。

種類 期間
専門学校 1〜3年程度
通信講座 6ヶ月~1年程度
見習い・現場経験 1年~2年程度で即戦力になるケースもあり

トリマーは、資格を取得してすぐに「一人前」になれるわけではありません。犬の特徴やカットの基礎などの学習面での知識に加え、実践でスキルをみがく必要があります。

どのルートを選んでも、学び続ける姿勢や現場で経験をつむ意欲が大切です。

Q3:トリマーは国家資格ですか?

トリマーは国家資格ではありません。民間の団体によって発行される資格です。発行元となる団体により、資格取得の方法は異なります。

まとめ

犬のトリマーは、犬の健康と美容をサポートする専門職です。「グルーミング・トリミング」「健康チェック」「飼い主様へのカウンセリング」が主な仕事内容です。

トリマーになるには「専門学校への通学」「通信講座の受講」「見習いからのスタート」などのルートがあります。それぞれのメリット・デメリットを総合的に判断し、ご自身のライフスタイルにあった道を選びましょう。

トリマーに必須の資格はありません。ただし、JKC公認トリマーやSAE認定トリマーなどの資格があると、専門的なスキルや知識の証明として就職や飼い主様からの信頼を獲得するのに役立ちます。

就職先によって、給料は異なるため、事前に確認してみてください。実務経験をつみながらトリマーとして成長していきましょう。

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