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社会人からトリマーになるには?働きながら通信や夜間で資格を取る方法

社会人からトリマーになるには?働きながら通信や夜間で資格を取る方法

「社会人からトリマーになれるの?」
「どうやって資格を取ればいいの?」

社会人で働きながらトリマーになりたいとお考えではないですか。

トリマーは犬やねこなどのペットの毛のカットやブラッシングなどをする専門職です。本記事では、社会人からトリマーを目指す主な3つの方法や資格をとるためのコツを解説します。

トリマーを目指したいと思う方が行動するきっかけになれば幸いです。

社会人からでもトリマーを目指せる

社会人からでもトリマーを目指せる

社会人からでもトリマーになることは可能です。トリマーには必須の資格はありません。しかし、飼い主様からすると「資格がある人に頼みたい」と思うケースもあり、技術やスキルの証明のためにペットトリマーやキャットグルマーなどの資格取得はおすすめです。

さらに、求人によっては「資格保持者優遇」「資格手当」がつくケースがあり、資格があると就職が有利になるでしょう。

社会人からトリマーを目指す場合には、自分にあった学習方法や働き方を選び、無理なくスキルをみがけるような計画が不可欠です。

トリマーになるためのポイントをおさえ、社会人からのキャリアチェンジに役立ててみてください。

社会人からトリマーを目指す主な3つの方法

社会人からトリマーを目指す主な3つの方法

社会人からトリマーを目指す主な3つの方法は次の通りです。

それぞれみてみましょう。

1.専門学校に通う

専門学校に通うのは、実践的なスキルを学ぶことができるため、未経験者にとっておすすめな方法です。

専門学校では、プロの講師や現役のトリマーから直接指導が受けられます。基本的な技術から応用まで幅広く学べるのは魅力です。

トリミングの実技練習や、動物の扱い方も実践的に学べるカリキュラムがある学校が多く、卒業後に現場で役立つスキルを習得できます。

同じ目標を持った仲間ができるのもメリットです。学生時代からの仲間は、働きだしてからも情報共有や悩みを相談しやすいでしょう。

学校によっては、働きながらトリマーを目指す方のために夜間コースや週末のコースがあります。社会人向けの学校は、仕事との両立を考えたカリキュラムが取られているケースが多く、両立しやすい可能性があります。

ただし、専門学校は2年で200〜300万円程度かかるという調査もあるため、費用面での準備が必要です。

2.通信講座で資格をとる

通信講座で資格をとる場合、自分のペースで学べるため社会人にはおすすめです。

通信講座の期間はさまざまで、3ヶ月程度〜数年など自分のスケジュールに合わせたコースを選ぶことができます。

インターネットや教材を使っての学習がメインのため、仕事や家事の合間に勉強を少しずつ進めることができ、働きながらでも少ない負担で取り組めるでしょう。

費用は10〜30万円程なことが多く、専門学校より安くすむ場合がある一方で、技術面での不安が残る恐れがあります。教材や動画などを通し、基礎や理論は学べても、トリミングや動物の扱いは実際の経験が重要だからです。

講座を選ぶときには、技術面でのサポートがあるかどうかを確認することをおすすめします。

また、通信講座では、モチベーションを維持するのが難しい可能性があります。自分なりのペースで学習できるため「やらずに月日が経つ」リスクがあり注意が必要です。

通信講座で資格を取る場合には、週にどのくらい勉強するのか予定を組み進めていきましょう。

3.未経験OKな職場で経験をつむ

トリマーになるには、未経験OKなトリミングサロンやペットショップで働きながら、現場でスキルを身につける方法もあります。

最初はアシスタント業務からスタートするのが一般的で、先輩トリマーから働きながら技術を教えてもらいます。

現場で直接学ぶため、即戦力としてのスキルが身に付きやすいのがメリットです。働きながらスキルを身につけるため、収入を得ながらスキルアップができる点が専門学校や通信講座との違いです。

職場によって、資格取得の費用を負担してくれたり、サポートがあったりする場合もあるため確認してみてください。

ただし未経験から始める場合、下積み期間が長くなったり、給料が低く設定されてたりする可能性もあるため長期的な視点で考えてみることも大切です。

働きながらトリマー資格を取るコツ

働きながらトリマー資格を取るコツ

働きながらトリマー資格を取る3つのコツは次の通りです。

それぞれ詳しくみてみましょう。

スケジュール管理をする

働きながらトリマーの資格をとるのは決して簡単ではありません。そのため、社会人がトリマーの資格をとるには、無理のないスケジュール管理が大切です。

まず、資格取得のために必要な勉強時間を計算してみます。週単位や月単位で割り振り、勉強時間を確保してください。

平日が仕事で忙しい場合には、週末に集中して学習したり、平日に少しずつ進めたりなど自分に合うペースを見つけることが大切です。

ただし、資格の試験前や、実技の練習などトリマー関連の学習に時間を集中して使いたい場合は、本業の休みを調整する必要があるかもしれません。

繁忙期を避けたり、上司に相談したりあらかじめ休みの計画を立てておくのもおすすめです。

計画性がなく勉強と仕事を頑張りすぎると体力的・精神的に疲労がたまり、どちらもうまくいかなくなる恐れがあります。睡眠時間やリフレッシュ時間を設けるなど休息を確保することも大切です。

計画的に資金を貯める

トリマーの資格取得には「教材費」「学費」「受験料」など費用がかかるため計画的に資金を貯める必要があります。

特に、仕事と勉強の両立は難しく、予定していた期間よりも資格取得に時間がかかる可能性もあります。

追加で講習が必要になったり、受験費用が発生したりなど予期せぬ出費のリスクもあるため、余裕を持った資金計画が大切です。

テスト前や資格試験の前など、勉強に集中したいときに仕事をセーブする場合は、収入が減少する恐れもあるためあらかじめ資金を確保しておくと安心です。

資格取得にかかる費用は「専門学校」「通信講座」「現場で学ぶ」など方法により異なりますが、計画的に資金を準備することで経済的な不安を解消できるでしょう。

家族や職場の理解を得る

社会人として働きながらトリマーの資格をとる場合には、家族や職場の理解を得ることが不可欠です。周囲からのサポートがあると、精神的な負担が軽くなるでしょう。

家事や育児をしながら資格取得を目指す場合には、家族の協力が欠かせません。例えば「この日は勉強に集中したい」と伝えることで、前もってできる家事や育児に関することを済ませられるかもしれません。家族やパートナーにあらかじめ計画を共有し、理解が得られストレスや負担の軽減につながるでしょう。

職場でも可能であれば「トリマーの資格取得を目指している」と伝えてみてください。休みを取りたい場合や勤務時間の調整など、職場の協力が得られれば仕事面での負担が減る可能性があります。

理解や協力が得られたときには、感謝の気持ちを忘れず伝えることが大切です。応援してくれる人への感謝を表すと、周囲からのサポートを受けやすくなり、モチベーションの維持にも役立ちます。

トリマーの仕事内容

トリマーの仕事内容

トリマーの仕事は、ペットの見た目を整えるだけでなく、健康管理や飼い主様へのアドバイスなど幅広いのが特徴です。

トリマーはトリミングを通じてペットの健康状態をチェックし、飼い主様が適切にケアできるようにサポートする重要な役割です。具体的な仕事内容をみてみましょう。

仕事内容 具体例
カウンセリング ・飼い主様からペットのスタイルや要望を確認
・アレルギーの有無、性格、持病、健康状態なども確認
ブラッシング ・毛のもつれや汚れの除去
・抜け毛や毛の状態の確認
シャンプー・リンス ・皮膚や被毛の汚れの除去
・皮膚の状態の確認
カット・トリミング ・飼い主の希望に合わせたカット
・季節によった毛の長さの調整
肛門腺絞り ・肛門腺に溜まった分泌物の除去
・炎症や異臭の有無の確認
耳掃除 ・汚れの除去
・炎症がある場合には受診の案内
爪切り ・適切な長さにカット
・歩行のトラブルの有無の確認

トリマーは、トリミングを通じてペットの健康状態も確認します。異常がある場合には、獣医師への相談をすすめるのも重要な仕事です。

トリマーはペットとの関わりだけでなく、飼い主様に自宅でのケアの方法を伝えたり、アドバイスしたりします。

トリマーになりたい社会人に関連するよくある質問Q&A

トリマーになりたい社会人に関連するよくある質問をみてみましょう。

それぞれ詳しく解説します。

Q1:トリマーになるまで何年かかりますか?

トリマーの資格取得までは数ヶ月〜1年くらいが一般的です。しかし、資格を取得したからといってすぐに一人前のトリマーになれるわけではありません。

実践を通し、次のようなスキルを身につけていく必要があります。

即戦力として一人前になるには2〜3年程度かかる場合があります。資格取得後も、経験を積み飼い主様やペットから信頼されるトリマーを目指しましょう。

Q2:トリマーの1ヶ月の給料はいくらですか?

トリマーの1ヶ月の給料の平均は20.2万円です。ただし「経験年数」「スキル」「勤務場所」によっても給料はことなります。

給料をあげるためには、次のようなポイントが重要です。

ポイント 理由
経験年数 実務経験が増えると、カット技術が向上する
資格取得 資格手当がつく可能性がある
勤務先の種類 大手のペットサロンやペットホテルでは給料が高めに設定されているケースがある
指名料 指名されると指名料やインセンティブがもらえる可能性がある

スキルや経験、勤務場所によって給料は異なります。特に手当や指名料は、職場ごとに違うため直接確認してみてください。

Q3:トリマーの資格は何歳まで取得できますか?

トリマーの資格取得に「学歴」や「年齢」などの制限はありません。定年がないため、長く働きやすく、経験を積むと収入の安定も見込めます。

Q4:トリマーは資格がないと働けないですか?

トリマーは資格がなくても働けます。未経験OKのトリミングサロンでアシスタントとしてスタートしたのち、技術を身につけ、スキルアップが可能です。資格取得をサポートしてくれるサロンもあります。

しかし、資格があるとスキルや経験の証明となり、飼い主様から信頼されやすくなったり、資格手当や昇給のチャンスがあったりします。

キャリアを始めてから資格取得も目指せるため、ご自身のキャリアプランを考えてみてください。

まとめ

社会人からトリマーを目指すことは可能です。資格を取るには「専門学校に通う」「通信講座で資格を取る 」「未経験OKの職場で経験を積む」などの方法があります。 ご自身の予算や期間などを合わせて考えましょう。

働きながら資格を取るためには「スケジュール管理」「計画的な資金の準備」「家族や職場の理解」が不可欠です。無理のない学習計画を立てたり 余裕を持った資金計画を立てたりすると、資格取得に向けた精神的な負担が減らせるでしょう。

社会人からトリマーを目指す場合には自分に合った方法を選び、スキルアップを目指すことが大切です。

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