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トリマーの年収はどのくらい?年収アップの方法やおすすめの資格も紹介

トリマーの年収はどのくらい?年収アップの方法やおすすめの資格も紹介

トリマーの年収は、新人のうちはそれほど高くありませんが、キャリアを積むことで少しずつあがり、ベテランになるほど安定していきます。では、実際のトリマーの平均年収はどのくらいなのでしょうか?

本記事では、トリマーの年収についてくわしく解説します。キャリアの浅い時期の年収や年齢による収入の変化、収入を増やすための具体的な方法、さらにはおすすめの資格についても触れていきます。トリマーとして安定した収入を得るためのポイントをお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

トリマーの平均年収

トリマーの平均年収

厚生労働省の調査によると、トリマーの平均年収は約394万円です。これは、国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」で示された日本の平均年収458万円と比べると、やや低いといえるでしょう。

ただし、トリマーの年収は経験年数や働き方、地域などによって大きく変わります。都市部では比較的高い収入を見込める一方で、地方では都市部に比べ収入が低くなる傾向があります。

また、トリマーとしての技術をみがき専門知識を身につけることで、収入をあげることも可能です。

年齢による年収の変化

年代別のトリマーの平均年収を表にまとめました。

年齢 年収
20~24歳 約333万円
25~29歳 約378万円
30~34歳 約393万円
35~39歳 約410万円
40~44歳 約420万円
45~49歳 約434万円
50~54歳 約427万円
55~59歳 約417万円
60~64歳 約401万円
65~69歳 約272万円

出典:厚生労働省 トリマー – 職業詳細 | job tag

年齢を重ねるにつれてトリマーの収入は徐々に増加し、45〜49歳にもっとも高くなることがわかります。トリマーとして長く働き続けることで、収入が着実に増えていくのを実感できるでしょう。

若い頃から技術をみがき、専門知識をしっかりと学んでいくことで将来の収入アップにつながります。さまざまな仕事のチャンスをつかんでより高い収入を得るためにも、トリマーとしての努力を続けましょう。

地域による年収の変化

地域別のトリマーの平均年収を表にまとめました。

都道
府県
平均
年収
都道
府県
平均
年収
北海道 約321万円 滋賀県 約379万円
青森県 約316万円 京都府 約419万円
岩手県 約338万円 大阪府 約388万円
宮城県 約350万円 兵庫県 約416万円
秋田県 約318万円 奈良県 約428万円
山形県 約322万円 和歌山県 約369万円
福島県 約359万円 鳥取県 約300万円
茨城県 約377万円 島根県 約364万円
栃木県 約383万円 岡山県 約447万円
群馬県 約369万円 広島県 約397万円
埼玉県 約417万円 山口県 約430万円
千葉県 約408万円 徳島県 約341万円
東京都 約409万円 香川県 約340万円
神奈川県 約431万円 愛媛県 約354万円
新潟県 約333万円 高知県 約315万円
富山県 約410万円 福岡県 約415万円
石川県 約398万円 佐賀県 約366万円
福井県 約370万円 長崎県 約310万円
山梨県 約361万円 熊本県 約342万円
長野県 約402万円 大分県 約326万円
岐阜県 約376万円 宮崎県 約365万円
静岡県 約365万円 鹿児島県 約308万円
愛知県 約388万円 沖縄県 約286万円
三重県 約342万円

出典:厚生労働省 トリマー – 職業詳細 | job tag

トリマーの平均年収は地域によって異なり、都市部では収入が高く、地方では低い傾向が見られます。とくに東京や大阪のような大都市では、ペット産業が活発で市場規模も大きいため、トリマーとしての収入も高くなるでしょう。

地方でトリマーとして働く場合でも、地域の特徴やお客さんのニーズをよく理解すれば高収入を目指すことも可能です。たとえば、独自のサービスを展開したり、腕をみがいて難しいカットを提供したりして、他のトリマーとの差別化を図りましょう。トリマーとして成功するためにも、努力を惜しまないことが大切です。

トリマーの年収に影響する3つの要素

トリマーの年収に影響する3つの要素

トリマーの年収には、主に以下の3つの要素が影響します。

・勤続年数
・勤務地域
・勤務形態

ひとつずつ見ていきましょう。

勤続年数

トリマーの年収は、勤続年数と関係しています。実務経験を積むことで技術が向上し、任される仕事の幅が広がるため、収入も少しずつ増えていきます。また、キャリアを重ねる中でリーダーやマネージャーなどの役職に昇格するチャンスもあり、さらに収入が増える可能性もあるでしょう。

また、勤めている間にトリマー資格を取得すれば年収アップが期待できます。特殊な技術や知識を身につけることで他のトリマーとの差別化が図れ、高単価の仕事を得やすくなるのです。

このように、勤続年数が長くなるとその分得られる経験が増え、年収アップにつながります。

勤務地域

トリマーの年収は勤務地域によって異なります。厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」によると、各地の最低賃金は951〜1,163円と差があります。大都市の給料は比較的高く、反対に地方は低い傾向があるのです。

都市部は人が多くペットの数も多いため、トリマーの需要が高く給料もあがりやすいです。一方、地方では給料が低めですが、生活費を抑えられるというメリットもあります。勤務地を選ぶ際には、給料だけでなく生活全体のバランスを考えることが大切です。

トリマーを長く続けるためにも、収支のバランスを考慮して、自分に合った勤務地域を選びましょう。

勤務形態

トリマーの年収は、勤務形態でも異なります。正社員トリマーは基本給やボーナスがあり、比較的安定した収入を得られます。アルバイトやパートは時給制で、働いた時間に応じた収入になるため、フルタイムの正社員と比べると年収は低めになるでしょう。

独立して個人トリマーになると、自分の業績によって年収が大きく変わります。経営に失敗すると負債を抱えるなどのリスクはありますが、成功すれば大きな収入を得られるでしょう。

それぞれの働き方によい点・悪い点があるので、自分のキャリア計画や生活スタイルに合わせて慎重に選ぶことが重要です。自分の将来を考えながら最適な働き方を選ぶことが、トリマーとしての成功につながります。

トリマーが年収をアップさせる4つの方法

トリマーが年収をアップさせる4つの方法

トリマーが年収をアップさせる方法を4つ紹介します。

・トリマーとしての腕をみがく
・資格を取得する
・自分のサロンを開業する
・給与の高い職場に転職する

これから紹介するポイントを踏まえて、収入アップを目指しましょう。

トリマーとしての腕をみがく

収入を増やすためには、トリマーとしての技術をみがくことが重要です。高い技術と豊富な経験をもつトリマーはお客様から信頼されやすくなり、リピーターも増えます。紹介や口コミがあれば新たな顧客が増え、安定した仕事の確保にもつながるでしょう。さらに、技術があがれば担当できる犬種も増え、より多くの仕事を任されることも期待できます。

技術を向上させるためには、常に学び続けることが大切です。最新のトリミング技術や流行を学び、それを実際の仕事にいかして、よりよいサービスを提供しましょう。地道に技術をみがくことが、高収入を得ることにつながります。

資格を取得する

トリマーとして収入を増やしたいときは、資格を取得するのもおすすめです。資格を取得することで対応できる仕事の幅が広がることも考えられます。より難易度の高いカットを任されるようになれば、収入アップも期待できるでしょう。

また、資格は自分の技術力や専門知識の高さを証明してくれるものです。リピーターや新規のお客様を増やすための大きな武器になるでしょう。さらに資格をもっていると、応募できる求人が増えるというメリットもあります。より働きやすい環境や高収入の職場に挑戦しやすくなり、キャリアの幅が広がります。

資格を取るためには、学ぶ時間や費用が必要ですが、それ以上に得られるものも多いです。トリマーとして成長するためにも、資格取得に挑戦してみましょう。

自分のサロンを開業する

独立して自分のサロンを開業することも、高収入を得る方法のひとつです。経営がうまく軌道に乗れば、正社員よりも高い収入を得られる可能性があります。開業の形態は、ペットショップやペットホテルにサロンを併設する、自宅をサロンにする、店舗を賃貸してサロンを開くなどさまざまです。

ただし、開業にはリスクも伴います。経営がうまくいかなければ、収入が不安定になるだけでなく、負債を抱えるおそれもあるのです。経営を成功させるためにも、必要な知識やスキルを事前にしっかりと学び、綿密な事業計画を立てることが重要です。

独立は簡単ではありませんが、自分の理想の働き方を実現し、高収入を得るチャンスでもあります。挑戦と努力を重ねながら、サロン経営を成功させましょう。

給与の高い職場に転職する

トリマーとして収入が伸び悩んでいる場合は、転職を考えるのもひとつの選択肢です。給与の高いペットサロンや動物病院、待遇のよい企業に転職できれば、収入アップも期待できるでしょう。

転職活動をするなら、トリマー専用の求人サイト『トリマーエージェント』がおすすめです。トリマーに特化した求人情報を豊富に掲載しており、専門のアドバイザーがあなたにぴったりの求人を紹介します。自分だけで行うよりも効率よく転職を進められるでしょう。

転職には不安がつきものですが、前向きに取り組むことで新たなチャンスを得られます。自分に合った職場で収入をあげ、充実した生活を送りましょう。

トリマーが年収アップするためにおすすめの4つの資格

トリマーが年収アップするためにおすすめの4つの資格

トリマーの年収アップが期待できる資格を紹介します。

・JKC公認トリマー資格
・AAV認定サロントリマー検定
・JPLA公認トリマーライセンス
・JCSA認定ドッグトリマー

上記4つの資格について、ひとつずつくわしく紹介していくのでぜひ参考にしてください。

JKC公認トリマー資格

ジャパンケネルクラブが認定する資格です。トリマーの民間資格の中でも知名度の資格といわれており、まずはこの資格から取得を目指すのもよいでしょう。

JKC公認トリマー資格」にはC級、B級、A級、教士、師範の5つの段階があり、それぞれのレベルで求められる技術・知識が異なります。資格を受験するには、ジャパンケネルクラブが認定した養成機関でカリキュラムを修了するか、2年以上のクラブ会員としての在籍歴が必要です。

養成機関では、トリミングに必要な知識や技術を体系的に学べるため、基礎から応用までしっかりと身につけられるでしょう。一方で、自分のペースで学びたい人は、独学で挑戦することも可能です。自分に合った学び方で資格取得を目指しましょう。

AAV認定サロントリマー検定

全国動物専門学校協会が実施する民間資格です。サロントリマー3級から1級、さらにトリマー2級からS級まで6つの段階が設けられており、ステップアップしながらトリマーとしての腕をみがけます。

AAV認定サロントリマー検定」を取得するためには、協会が認定した専門学校で既定の時間授業を受ける必要があります。基本的に独学では取得できないため、所定の学校でしっかりとカリキュラムを修了しましょう。

資格取得のハードルは高いといえますが、その分確かな技術と知識が身につく資格です。トリマーとして成長するために挑戦するのもよいでしょう。

JPLA公認トリマーライセンス

日本ペット技能検定協会が実施する民間資格です。トリマー2級、1級、トリマー教師の3つのレベルがあり、各級を順に受験していくことでスキルを着実に高められます。

JPLA公認トリマーライセンス」のカリキュラムは通信講座でも受けられるため、忙しいトリマーでも自分のペースで学べます。さらに、通信講座を受けていると認定試験を自宅で受けられるのも魅力です。仕事が忙しい中でも資格取得を目指す人におすすめの資格です。

JCSA認定ドッグトリマー

日本キャリア教育技能検定協会が認定する民間資格です。「JCSA認定マスターライセンス・ドッグトリマー」「JCSA認定インストラクターライセンス・ドッグトリマーA級・B級・C級」などがあり、トリマーとしてのスキルアップにぴったりです。

なかでも「JCSA認定マスターライセンス」はドッグトリマー養成専門講座を修了し、認定課題で一定の成績をおさめると取得できます。

在宅で受験できるため、仕事や家庭の都合に合わせて勉強を進められます。約5〜7ヶ月という比較的短期で取得できる点からも、初心者が目指しやすい資格といえるでしょう。

トリマーとしてのスキルをみがいて年収アップを目指そう

トリマーの平均年収は日本全体の平均年収と比べるとやや低めですが、努力次第で高収入を得ることは十分可能です。自分の腕をみがいたり、資格を取得したりすることで収入アップが期待できるでしょう。

また、条件のよい職場へ転職するのも年収をアップさせるひとつの選択肢です。転職を考えるなら、トリマーの求人情報が豊富に揃っている『トリマーエージェント』ご利用ください。転職に成功すれば収入はもちろん、環境や待遇も改善され、より充実した生活を送れるようになるでしょう。

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