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トリマーに転職するには資格は必要?資格なしで成功できるコツを解説

トリマーに転職するには資格は必要?資格なしで成功できるコツを解説

トリマーは動物好きにはおおすめの仕事ですが、「資格を持っていなくても採用されるのか」、「求人の探し方がわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。

本記事では、トリマーが資格なしでも転職できる理由、求人の探し方などを紹介します。

トリマーが無資格でも転職可能な理由

トリマーが無資格でも転職可能な理由

「憧れのトリマーの仕事に就きたい」という目標で転職活動している方もいます。

トリマー業界についてまとめました。

・トリマーは資格なしでも就職可能
・トリマーの主な仕事内容
・トリマーの平均年収

資格を持っていない方や、未経験の場合でも就職できる理由、トリマー業界の基礎知識などを紹介しますので、転職活動の参考にしてみてください。

トリマーは資格なしでも就職可能

トリマーは国家資格ではなく民間の資格なため、無資格でもスキルを上げられる仕事です。

ペットショップやペットサロンなど企業によって異なりますが、未経験の方も歓迎しています。

未経験でも動物に対する深い愛情と、飼い主であるお客様に喜んでもらいたい気持ちが大事です。

「トリマーを長く続けたい」、「スキルを上げて将来は独立したい」などキャリアアップを目指している場合は、資格の取得がおすすめです。

トリマーの資格はさまざまありますので、実務経験を積んで初心者向けの資格から受験しましょう。

トリマーの主な仕事内容

トリマーは犬や猫などの身だしなみを整えるため、「ペットの美容師」とも呼ばれています。

主な仕事内容はシャンプーやカット、爪切りなど美容系の施術です。

必要な道具や技術など犬種や年齢などによって異なるため、1匹ずつの特徴を理解して最適なスキルが求められます。

トリマーの仕事はほかにもグルーミングと呼ばれる動物の健康状態を確認するのも重要です。皮膚の状態や体調などを観察して、動物病院へ受診を勧める場合もあります。

飼い主の要望とペットの健康状態を考えた提案も、トリマーとして長く続けるには重要なスキルです。

トリマーの平均年収

トリマーの平均年収は約394万円です。(引用:厚生労働省jobtag

厚生労働省の「令和5年分民間給与実態調査」によると全業種の平均年収は460万円ほどで、やや低い傾向にあります。

ただ、経験年数やスキル、勤務先の規模や地域性などによって大きく異なるため、自分の住んでいる地域の特徴も把握しましょう。

企業によって評価制度は異なりますが、経験に応じた昇級システムを採用している場合もあります。

さらに資格の手当や、商品が売れた場合のインセンティブなど、企業によってさまざまです。

ほかにも、独立してペットショップやサロンを開業するなど、年収を上げるチャンスはたくさんあります。

トリマーの就職先

トリマーの就職先

トリマーの主な就職先として代表的なのはペットショップとペットサロンです。

どちらも資格を持っていない方や未経験者も採用していますが、職場環境や求められるスキルも異なります。

ペットショップはペットに関する総合的なサービスを提供しており、トリミングのほかに動物の販売、ペットフードや用品も幅広く取り扱っています。

ほかにも、ペットの飼育のアドバイスなど業務は多岐にわたるため、接客販売の経験があれば即戦力として活躍できるのも特徴です。

ペットサロンは美容や健康など施術に特化した専門店です。

主な業務はトリミング、グルーミングで、ペットショップよりもスキルが求められることもあります。

犬種や年齢など特徴がさまざまで、飼い主からの要望を尊重しつつ、最適な提案をするのも大事な仕事です。

未経験の方は転職エージェントに登録して、担当者から職場の雰囲気などを確認するのも良いでしょう。

トリマー初心者用の資格3選

トリマー初心者用の資格3選

トリマーの資格はさまざまあり、受験条件のハードルが低いものから高い資格まであります。

資格がなくても働ける場所はありますが、資格があったほうが就職・転職に有利なのは間違いないでしょう。

初めて受験する場合は下記で紹介している3つの資格から挑戦しましょう。

・JKC公認トリマー
・JPLA公認トリマー
・JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー

資格の基礎情報から応募条件を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

JKC公認トリマーC級

JKC公認トリマーは知名度が高い資格の1つです。

技術と経験のレベルによってA級からC級、教士や師範まであり、C級資格はJKC公認トリマーのなかでも初心者向けといえます。

取得方法はJKC公認の養成機関で所定の課程を修了するか、満18歳以上で2年以上のJKC会員になると試験が受けられます。

働きながらの方は専門学校やスクールなどの、養成機関に入るのは難しいという方も多いでしょう。

JKCの会員に入れば受験までに2年はかかりますが、現場で働きながらスキルを学べるのが大きなメリットです。

JKC公認トリマーも細かく分かれていますが、まずはC級から受験してみましょう。

参考:JKC

JPLA公認トリマー

JPLA公認トリマーは2級、1級、教師の3段階あり、各級で求められる技術が異なります。

初心者の方には2級がおすすめで、ペットサロンでグルーミングサービスができ、1級になるとペットサロンのリーダー的な役割も担えるため、キャリアアップにはおすすめの資格です。

JKC公認トリマーとの大きな違いは、通信講座でカリキュラムを修了でき、資格取得も半年ほどと短いのが特徴です。

実技の課題は小型犬サイズの人形を犬にみたててカットします。

無理なくステップアップしやすい資格として有名なため、昇級や転職などに役立ちます。

トリマー系の資格を持っていなくて、短期間で取得したい場合はJPLA公認トリマー2級を取得しましょう。

参考:JPLA

JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー

JCSAマスターライセンスは初心者向けの資格で、老犬介護に関する内容を座学中心に受講する内容です。

マスターライセンスを取得すると、インストラクターライセンスを受験できます。

講座は通信学習が基本になっているため、働きながらでも取得できるのも特徴です

テキストやDVDもベースにグルーミングや、器具の使用方法や注意事項、仔犬・老犬の手入れなど実務で活かせる内容が学習できます。

JCSAマスターライセンスは、自分のペースでスキルを身につけられる資格で、未経験の方にもおすすめです。

トリマーとして長期的なキャリアを形成したいと考えている方は、マスターライセンスを取得してからインストラクターライセンスに挑戦しましょう。
参考:JCSA

資格なしからスキルアップする方法

資格を取得するとスキルの向上やキャリアアップ、キャリアパスの選択肢が増えるため、初心者向けの資格から取得するのがおすすめです。

資格のなかには受験条件で半年や数年と時間がかかるものもありますが、基本的には実務経験を積む方法と、通信講座などがあります。

特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

実務経験からステップアップ

実務経験をつみながらスキルアップする方法は、即戦力として必要な技術を効率的に取得できるのがメリットです。

スキルが高いトリマーは動きに無駄が少なく、動物の特徴を把握して個性に合わせたカット方法などは参考になります。

多くのペットショップやペットサロンでは、経験豊富な先輩トリマーから直接指導を受けられる環境も整っているため、資格の勉強にもなります。

店舗によって教育方針は異なりますが、シャンプーやブラッシングなどの基本作業から始めて、徐々にカットの技術を習得するのが一般的です。

さまざまな犬種に触れると、教材だけでは学べない実践的なスキルやコミュニケーション能力も身につきます。

通信講座

通信講座は仕事と家庭を両立しながら、自分のペースで学習を進められるのが大きな特徴です。

専門学校以外でトリマーのスクールに通うと時間のほかに、費用も高額になる場合もあります。通信講座は受講期間も数ヶ月〜1年ほどで、受講費用も数万〜30万円ほどが一般的な価格帯です。

受講の申し込みもオンラインで手軽に申し込めて、支払い方法を分割に設定すると経済的な負担も減らせます。

ほかにも、オンラインでの質問対応や、アドバイスなど独学では難しい技術指導など、サポートが充実しているのも通信講座が人気の理由です。

現場で役立つカリキュラムが組まれており、実務で習得したスキルと通信講座で教わった内容を組み合わせると効率的に経験を積めます。

トリマー資格なし・未経験でも採用されやすい人の特徴

トリマー資格なし・未経験でも採用されやすい人の特徴

業界に特化した資格を持っていると転職のときには有利ですが、トリマーは未経験の方にもチャンスはあります。

未経験でも採用されやすい人の特徴を3つ紹介します。

・明確なキャリアプランがある
・コミュニケーション能力や協調性がある
・前職で活かせそうな経験を持っている

未経験の方が意識すると転職に有利な項目です。

さらに、転職エージェントに登録すると担当者からのアドバイスをもとに、転職が成功しやすくなりますので、参考にしてみてください。

明確なキャリアプランがある

資格や経験がなくても明確なキャリアプランがある方は、企業からも印象が良くなります。

企業側は「なぜトリマーに挑戦したいのか」、「自社でどのように成長したいか」など質問されることもあります。

重要なのは目標から逆算できる能力です。

たとえば「1年以内にJPLA公認トリマー2級の資格を取得する」、「3年後には難易度が高い資格を取得して、店舗の中心メンバーになりたい」など具体的な目標設定が有効です。

直近の目標に対して現在の課題や、取得しないといけないスキルなどが把握できるため、成長スピードも早くなります。

転職活動においても「今回の転職で収入を増やしたい」、「ワークバランスを良くしたい」などの転職後の目標を設定しましょう。

コミュニケーション能力や協調性がある

トリマーの仕事では飼い主であるお客様との信頼関係や、スタッフとの連携が重要です。

お客様からの要望を正しく理解して、場合によっては踏み込んだ提案をすることもあります。

シャンプーやカットのような施術のスキルは経験を積めば上がりますが、コミュニケーション能力や協調性は技術よりも大事です。

さらには、スタッフ間でも情報を共有することで円滑に仕事ができるため、働きやすい環境でスキルを身につけられます。

コミュニケーションスキルは資格を持っていない方や、トリマー未経験の場合でも大きなアピールポイントとして効果的です。

人から好かれるコミュニケーション能力を身につけることで、キャリアアップにも活かせます。

前職で活かせそうな経験を持っている

前職での経験はトリマーの仕事において、多くの場面で活かせます。

カットやシャンプーなどのスキルは、入社後に本人の努力次第で高められますが、前職で活かせるポイントがあれば積極的にアピールしましょう。

トリマーの仕事はお客様からの要望を正しく理解して、喜んでもらいリピートしてもらうのが重要です。

接客業を経験している方は、入社後でも接客において即戦力となるため、活躍できるチャンスもあります。ほかにも、トリマーは実務だけではなく事務作業も大事な仕事です。

前職で事務職を経験している場合は、マルチタスクをこなせる能力に優れているため、実務と合わせてスキルを取得すると戦力になります。

未経験でも職歴をアピールすることで、採用される可能性が上がります。

無資格でもトリマーになれる求人の探し方

無資格でもトリマーになれる求人の探し方

資格を持っていなくても理想の職場に出会える場合もあります。

おすすめの求人の探し方を3つにまとめました。

・求人情報誌(フリーペーパー)
・ハローワーク
・転職エージェント

それぞれの特徴を解説しますので、転職活動の参考にしてください。

求人情報誌(フリーペーパー)

求人情報誌やフリーペーパーは、地域密着型の求人情報を掲載しているのが特徴です。

地元の小規模なペットショップやペットサロンなどが、求人を掲載している場合もあります。

地域の特性に合わせた求人情報が載っているため、通勤時間や勤務条件などワークバランスをイメージしやすいのもメリットです。

フリーペーパーは駅やコンビニ、公共の施設など人が多く集まる場所に用意されているので、手軽に情報を手に入れられます。

デメリットはWeb媒体のようにリアルタイムで更新ができないため、求人を見つけても募集が終わっている場合もあります。興味がある求人は早めに申し込みしましょう。

ハローワーク

ハローワークは無資格・未経験者の求人が豊富に掲載されています。

企業側も採用コストを抑えられるため、中小規模のペットショップやペットサロンの求人を探せるのがメリットです。

さらに。対面でカウンセラーと相談できたり、履歴書や職務経歴書の書き方もアドバイスが無料で受けられます。

職業訓練制度も利用できるのもハローワークの大きな特徴です。

ハローワークのデメリットは、さまざまな世代の求職者が利用するため、求人によっては応募者が多くなります。

ほかにも、フリーペーパーやWeb媒体よりも職場の雰囲気がわかりにくいのがデメリットです。

転職エージェント

転職エージェントは専任のキャリアアドバイザーが、希望条件に合った求人を無料で紹介してくれるサービスです。

業界に特化したエージェントであれば、業界の特徴を熟知しているため、未経験の方でも安心して転職活動ができます。

大きなメリットは非公開の求人も紹介してもらえることがある点です。

企業が求人を非公開にする理由としては、「応募者が殺到するのを防ぎたい」、「採用活動に時間が取れない」などさまざまです。

履歴書や職務経歴書の添削やメールでの相談、面接対策まで手厚いサポートが無料で受けられるのも転職エージェントの特徴です。

しかし、エージェントとの相性が良くないと転職活動もうまくいかないため、転職活動中はエージェントとも良好な関係でいることを意識しましょう。

まとめ

トリマーは資格が無く未経験の方でも、本人の努力次第ではキャリアアップのチャンスがある仕事です。

面接ではキャリアプランや長所など、アピールできるポイントを整理すると企業側からの印象も良くなり、採用される可能性が高くなります。

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